福井県庁=福井県福井市

 福井県は4月8日、新たに福井市の医師を含む30~80代の男女7人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。医師の感染確認は県内で初めて。この医師が経営している医院の患者の感染がすでに確認されており、院内感染の疑いがある。永平寺町から初めて感染が判明し、県内の感染者は計72人となった。一方、6例目の10代女性(福井市)は症状が改善し、7日に退院した。

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 医師は福島泌尿器科医院(福井市新田塚町)の80代男性院長。今月2日、62例目の70代無職男性(同市)に対し透析治療を行った。院長は3日に38度の発熱があったが、6日には「熱が下がっていたため」(県担当者)、午前と午後の短時間、透析治療に訪れた患者7人を診察した。この7人を含む患者17人とスタッフ4人が濃厚接触者としてPCR検査を受けている。

 また、発熱した3日までは通常通り診察を行っており、外来などでの接触者について県は「カルテで確認中」としている。

 感染確認発表は15日連続。重体は計6人となった。

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