新型コロナウイルス感染拡大を受け、福井県内で人間ドックの受け付けを延期する動きが出てきた。

 坂井市は国民健康保険加入者と後期高齢者医療保険対象者の人間ドック助成受け付けを当面延期。国民健康保険加入者は4月8日、後期高齢者は15日から受け付ける予定だった。市保険年金課は「厚生労働省からの通知も踏まえ、医療機関が新型コロナ対応を優先できるようにとの考え」と説明。知事から外出自粛要請が出たことも考慮した措置と理解を求めている。

 年間約6千人が利用する嶺北地方の基幹病院の一つでは「新型コロナに対応する医療スタッフのマンパワーを確保するため」と6月まで人間ドックの休止を決定。7月から開始する方針だが「状況によってはさらに延期する可能性もある」としている。

 ただ、現時点で通常通り受け付けている医療機関もある。本年度分(定員1220人)の助成受け付けを終えた福井市は16日ごろ当選者に通知するが、市保険年金課は「希望日を予約する際は医療機関に直接行かず、電話で確認してほしい」と呼び掛けている。

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