タイヤの空気圧を調べるJAFスタッフ。2018年度は調査した自家用車の約4割で空気圧が不足していた=2019年8月、福井県南越前町の北陸自動車道下り線南条サービスエリア(JAF福井支部提供)

 タイヤの空気圧は大丈夫ですか? 福井県内で自動車のタイヤトラブルが増えている。日本自動車連盟(JAF)福井支部のロードサービス出動件数のうち、パンクなどタイヤに関する要請は右肩上がりで2018年度は過去最多となった。同支部は「空気圧不足は大きな事故につながる。空気圧は自然に抜けていくので定期的に点検してほしい」と呼び掛けている。

 同支部によると、出動件数(四輪自動車)は例年1万3千~6千件台で推移している。タイヤトラブルに関するものは増加傾向にあり、18年度は2815件と09年度の1813件から千件以上増えた。出動全体に占める割合も18年度は21%となり、出動要請最多のバッテリートラブルの23%に迫る勢いとなっている。

 日本自動車タイヤ協会は、車両の使用状況によって異なるとした上で「空気圧は自然に月約5%減少する」と話す。車両指定の空気圧を下回ると、バースト(破裂)の危険性が高くなり、燃費にも影響するという。

 タイヤトラブルの増加を受けJAF福井支部は18年度から、県内各地のガソリンスタンドなどで定期的にタイヤ点検イベントを開いている。初年度の18年度には14回開いたイベントで空気圧を調べた結果、190台のうち約4割が不足していた。

 同支部は「セルフスタンドの増加で定期的なチェックの機会が減っている」と指摘。空気圧低下は目視では分かりにくいとし「無料で点検してくれるガソリンスタンドや専門店もあるので、給油に合わせ月に一度は点検してほしい」と呼び掛けている。

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