福井市役所

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、福井県福井市は4月6日までに区民体育大会の春季開催を中止するよう各地区に要請した。既に中止を決めた地区や秋開催を検討している地区もある。

 市は3月27日、区民体育大会の運営主体となる各地区の体育協会などに、春季開催を慎重に判断するよう求める文書を送付した。その後、市民の感染確認が急増したため、3日に中止を要請する文書を送った。

 市スポーツ課によると、昨年は49地区中42地区が5月中旬~6月上旬に区民体育大会を開いた。今年もほぼ同じ状況とみられる。同課にはこれまでに16地区から中止決定の連絡が入り、3地区から秋開催を検討しているとの情報が寄せられた。

 旭地区は、スポーツ振興会の60周年記念大会として昨秋から準備を進めていたが、旭小学校と協議し3月30日に中止を決めた。三反崎康子会長は「元々は東京五輪の開催年。スポーツ機運を高める絶好のチャンスと思い準備してきただけに残念。コロナ(ウイルス)に負けるのは悔しいが、強行はできない」と無念さをにじませた。

 秋季開催を模索している松本地区の体育振興会の野嶋祐記会長は「地区が一致団結できるイベントで、3世代交流の場でもある。状況をみながら小学校などと協議し、秋開催の可能性を探りたい」と話した。

■区民体育大会の中止を決めた地区

麻生津、木田、豊、春山、順化、旭、日之出、日新、森田、鷹巣、社北、西藤島、東藤島、清水北、上文殊、文殊

■秋季開催を検討している地区

松本、清明、鶉

(市スポーツ課把握分)

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