感染が疑われる家族がいる場合の家庭内での8つの注意点

 福井県内で新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、家庭内で感染したケースが相次いでいる。4月4日までに発表された感染者46人のうち10人は家族からの感染。県は、感染が疑われる家族がいる場合の家庭内での注意点として▽部屋を分ける▽ドアノブを消毒する▽ごみは密閉して捨てる―など8つを濃厚接触者らに周知している。

⇒2週間で感染急拡大、夜の街に潜んだ接点

 注意点は厚生労働省がまとめたもの。県は、2週間の自宅待機となっている濃厚接触者延べ159人に対し、保健所から電話で伝えたという。

 注意点によると、部屋は食事や寝るときも別室にするのが良い。部屋を分けられない場合は2メートル以上距離を保ち、仕切りやカーテンを設置するのが好ましい。寝るときは頭の位置を互い違いにする。

 使用したマスクについては▽表面に触れない▽他の部屋に持ち出さない▽外した後はせっけんで手を洗う―ことが重要。鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、密閉して捨てる。

 物に付着したウイルスはしばらく生存するため、ドアノブやベッド柵など共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きする。体液で汚れた衣服やシーツ、タオルは、手袋とマスクを付けて一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かす。

 県健康福祉部の宮下裕文副部長は「家庭内での注意も併せて行っていかないと、社会の感染拡大を抑えていくことは難しい」と注意を呼び掛けている。

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