手作りマスクを着けて接客するスタッフたち。レースをあしらったり、ステッチを入れたりと個性が光る=4月1日、福井県福井市中央1丁目の福洋

 ■古着も材料に

 ガーゼが見つからない場合は、ハンカチやタオルで代用できるという。立体型の表面は別の素材でもいいとし「ずり落ちないように軽めの生地で」。レース生地や柄生地などを使えば、個性が光る一枚になる。硬めの生地を選べば形が崩れにくくなり、中心線に沿うようにステッチを入れるとさらに強度が増す。

 マスクに最適なゴムも品薄が続く。そんなときはニット素材の特性が生きる。Tシャツを細く切り、両端を強く引っぱれば、くるりと丸まって“ゴム”の出来上がり。伸縮性もあり、耳が痛くなりにくいという。水着を細切りにしたり、ストッキングを輪切りにしたりする方法もある。最初は生地に縫い付けず、マスクが顔の形になじんでから、ゴムの長さを確定し縫うのがお勧めだ。

 ■とにかく挑戦

 4月1日、同店には子どもにマスクを作ろうという保護者のほか、「こども園に通う孫に」「夫が会社で使うマスクを」「マスクが手に入らない県外の友達に贈りたい」と次々と訪れた。

 「お客さまから『ないなら自分で作ろう』という気持ちを強く感じ、私も前向きな気分になる」と村北店長。いくつか作って、自分の好みを探していくのも楽しみの一つ。「肩肘張らずに、楽しく作ってみて」と目を細めた。

 ※布マスクの説明書、型紙のダウンロードは【こちら】から。

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