知事や県会議長との面談を終え、記者の質問に答える関西電力の森本孝社長(右から2人目)=3月31日午前9時40分ごろ、福井県議会議事堂

 関西電力の森本孝社長は3月31日、今年を念頭に原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設の福井県外立地地点をできるだけ早く示すとしていることについて、「福井県との約束を守ることを最優先に全力投球したい」と述べた。

 杉本達治知事らとの面談後、県議会議事堂で記者団の取材に応じた。

 中間貯蔵施設の県外立地を巡っては、関電は2018年内の計画地点公表とした県との約束をほごにし、「20年を念頭に」と修正している。

 この日の面談では、杉本知事は「ぜひとも約束を守っていただきたい」とくぎを刺した上で、「一つ一つの約束を守ることが立地地域との信頼関係を回復していく唯一の道だ」と強調。森本社長は「社長である私が強い覚悟を持って、スピード感を持って取り組む」と応じた。具体的な進ちょく状況などは明言しなかった。

 森本社長は記者団に「県民の皆さまには信頼失墜と、ご迷惑をお掛けしていることを深くおわびする。信頼いただける会社になるよう全力を尽くす」と述べた。

関連記事