三谷元騎選手

石立真悠子選手

岸本新菜選手

 開会式は五輪が来年の7月23日、パラリンピックが8月24日―。異例の延期決定から約1週間、東京大会の日程が3月30日、決まった。

 東京五輪の開幕が来年7月23日に決まったことを、福井県勢の候補選手の多くが前向きに捉えた。心身のピークを維持する難しさや選考の行方に不安を抱えながらも、「やるしかない」と改めて決意を語った。

 ■ハンドボール女子の石立選手

 ハンドボール女子の日本代表として長く活躍する明倫中出身の石立真悠子(福井県スポーツ協会・三重バイオレットアイリス)は「延期はショックだったが今はすっきりしている。あと1年半、技術と心を高めていくのみ」と意気込んだ。2018年に負った右膝靱帯(じんたい)断裂の大けがも乗り越え、33歳の今も第一線で走り続ける。「家族、仲間、いろんな人の思いを背負っている。立ち止まるはずがない」と明るい声で話した。

 ■ホッケー男子の三谷選手

 ホッケー男子の三谷元騎(福井・丹生高校出身、越前町役場)は「現状維持ではなく向上を目指す」と力を込めた。現在29歳でナショナルチーム副主将。「ピークを20年に合わせていた。延期は正直苦しい」が、2学年上の主将らベテラン勢で奮起を誓い合ったという。「あれこれ考えても仕方ない」と闘志を燃やした。

 ■トライアスロン女子の岸本選手

 トライアスロン女子で国内ランキング3番手につけ、出場権獲得が期待される岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター)も「今以上にレベルアップできるチャンスと考えたい」と気丈に語った。4月末までの国際レースが全て中止となり、代表選考の見通しは立っていない。「戸惑いもあるけど、いつ決戦を迎えてもいいように練習に励む」と話した。

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