新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 福井県は3月30日、福井市の40代会社役員男性と、越前市の30代会社員女性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。県内では14、15例目。2人とも、22日に発症した9例目の50代会社員男性(越前市)の濃厚接触者。症状は軽い。既に感染が確認されている70代自営業男性(福井市)と、50代会社役員男性(越前市)が集中治療室に入るなど、3人の症状が悪化したことも明らかにした。

 ⇒【D刊】15人は一つのクラスターと推定

 ⇒感染者の行動歴

 県内で感染者が確認されたのは6日連続。14例目の40代男性は9例目男性と知り合いで、22日に9例目男性の車に30分ほど同乗した。27日に倦怠感、29日に38・5度の発熱があり、30日に陽性と判明した。発症前の15、21日に石川県に滞在した。濃厚接触者は同居家族3人。

 15例目の30代女性は9例目男性と同じ会社に勤務。27日に37・5度の発熱があり、30日に陽性と分かった。濃厚接触者は同居家族6人。14、15例目とも基礎疾患はない。

 県はこれまでの感染者のうち3人の症状が悪化したことも説明。21日に発症した70代自営業男性(福井市)は30日に集中治療室に入り、人工呼吸器を装着した。男性の40代の息子も38度台後半の発熱がある。22日に発症した50代会社役員男性(越前市)は30日に集中治療室に入った。人工呼吸器は付けていない。

 県内で確認された感染者のうち、重症者は9例目男性と70代男性の2人。

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