特別輸送機で到着した東京五輪の聖火を聖火皿に点火する柔道男子の野村忠宏さん(右)とレスリング女子の吉田沙保里さん。左は組織委の森喜朗会長=3月20日午前、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地

 新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の延期が決まった東京五輪の新たな大会日程を、来年7月23日から8月8日とすることで3月30日、大会組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)、東京都、政府の4者が合意した。8月8日に閉幕する。従来の計画では今年7月24日に開幕する予定だった。

 ほぼ同時期の開催とすることで、既に積み上げてきた開催計画を踏襲する方針。感染終息までの期間をできるだけ長く確保し、開催のリスクを軽減する狙いもある。

 近年の五輪は開会式を含めて17日間で行われ、金曜日に開幕し、大会中3度目の日曜日に閉幕するのが通例。来年の大会日程もこれに従う。今後、組織委は東京都、政府と連携し、会場や宿泊施設の確保など、準備作業のやり直しに着手する。

 大会関係者によると、来年春の開催も検討されたが、感染の状況次第では予選の実施時期を十分に確保できない懸念があった。日程の練り直しが必要になることも指摘された。水泳、陸上の世界選手権の日程変更が必要となるものの、海外のスポーツ日程との兼ね合いも考慮し、7月の開幕で落ち着いた。

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