新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 石川県は3月28日、県内に住む20代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は3月前半にスペインなど欧州を旅行し、14日に関西空港に帰国。その後、味覚や嗅覚の障害があった。軽症という。県内での感染確認は計9人となった。

 県によると、男性は2~13日に友人3人と欧州を旅行し、25日まで京都府を拠点に生活していた。22日に鼻づまりの症状のほか、味覚や嗅覚の障害があり、24日に医療機関を受診。26日に石川県の実家に戻った。

 友人のうち1人は26日に愛媛県で感染が確認された20代男性で、石川県に情報提供があった。石川県の男性は27日に37度台の発熱があり、28日に県保健環境センターの遺伝子検査で陽性と判明した。

 県は実家で同居する家族に遺伝子検査を受けるよう求める。

 記者会見した谷本正憲知事は「なんでこの時期に欧州を旅行したのか不思議でしょうがない。感覚が理解できない」と話した。

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