新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大は福井県内の各競技団体にも大きな影を落としている。高校スポーツでは、4月中にある春の大会が相次いで中止になっている。新年度を迎えた選手個人やチームの実力を見定める場であり、競技関係者は「楽しみにしていた選手を思うと無念」と肩を落とす。

 県高体連によると、27日午後5時現在で陸上、弓道、ハンドボールの3競技の中止が決まった。バスケットボール、バレーボールのほか、春の北信越地区高校野球県大会なども延期を含め開催可否を慎重に検討中だ。中には大会成績で春季総合体育大会のシード権を決める競技もあるだけに、その後への影響が懸念される。

 陸上は23日に役員らで話し合い、4月18日に予定していた県強化大会の中止を決めた。新2、3年生の男女計500人以上が出場予定だった。事務局担当者は「シーズン最初の大会なので選手のモチベーションに響かないか心配」とした。

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