敦賀市役所

 福井県敦賀市は3月26日、総勢274人の人事異動と組織改革を発表した。障害者福祉での困難事例対応のため専門部署を再編するなど、地域福祉の推進に向けて体制を強化する。2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向けた観光振興にも力を入れ、観光交流課などを増員する。発令は4月1日付。

⇒福井新聞D刊で異動名簿を掲載

 障害者福祉に関して、地域福祉課障害福祉係を二つに分け、事務手続きと相談など役割を細分化する。児童福祉を担当してきた児童家庭課母子係は、児童扶養など担当と児童クラブ担当の二つの係に分割。福祉施策を進める体制を強化する。

 21年10月に全国の福祉やまちづくり関係者らが集う地域共生社会推進全国サミットが市内で開催されることから、地域福祉課内に「地域共生サミット準備室」を新設する。

 観光面では、11月開館を目指す「人道の港敦賀ムゼウム」の移転拡充に伴い、同館に移転する人道の港発信室を2人増員し、開館準備やPRに力を入れる。北陸新幹線敦賀開業に向け、観光交流課と新幹線まちづくり課にそれぞれ正規職員1人を増やし、市外からの観光誘客を図っていく。

 渕上隆信市長は「『住みたくなるまち敦賀』を目指し、子育てを応援し、介護も強化していきたい。ムゼウムの開館を足掛かりに、敦賀全体をアピールしていきたい」と述べた。

 人事異動では女性3人を課長級に任用、課長級以上は過去最多の13人となる。行政手法の習得などを目的に、内閣府と経済産業省、国土交通省福井河川国道事務所などに職員を派遣する。

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