久々の再会となった生徒たちは、寄せ書きなどを手に1年間の思い出を振り返っていた=3月24日、福井県永平寺町立永平寺中学校

 新型コロナウイルスの影響で臨時休校していた福井県内の一部学校で3月24日、修了式が行われた。2日から休校していた永平寺町立永平寺中学校には1、2年生が約1カ月ぶりに登校し、クラスメートとの再会を喜んだ。

 約90人が全員マスク姿で登校した。式は規模を縮小して校長室で行い、生徒や教員の代表15人のみ出席し、坂本栄次郎校長(60)の式辞を校内放送で流した。

 30日に予定していた離任式に代わるセレモニーもあった。定年退職する坂本校長らに生徒代表の生徒らが感謝の言葉を述べ花束を手渡すと、遠くの教室の生徒から拍手の音も届いた。

 代表の生徒は「全員集まれなかったのは残念だけど、ちゃんと感謝を伝えられた」と目を潤ませた。「早く部活動をしてロスした分を取り戻したい」と事態の収束も願っていた。

 修了式は永平寺町と池田町の小中のほか、一部の私立中高で行われた。他の市町の小中などは式を取りやめ、そのまま春休みに入った。

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