大阪から勝山市にUターンした龍田孝介さん=福井県勝山市

 「子どもたちに挑戦することの大切さを伝えたい」―。約2年前、大阪府からUターンした福井県勝山市の会社員、龍田孝介さん(31)には5歳、3歳、1歳の息子3人がいる。

 子育てしやすい環境を求めて戻ったふるさと。妻の情花さん(31)の勧めもあり、思い切って聖火ランナーに応募した。「選ばれるとは思っていなかったのでうれしい」。幸運に驚きと喜びが入り交じる。

 中高時代はバレーボール部。勝山高校のときはセンターとして活躍し、県大会で準優勝した。東京五輪では「日本のバレーに期待している」と語る。

 健康づくりの一環でマラソン大会に出るなど晴れ舞台への備えは十分。「胸を張って走りたい。特に先天性の持病がある次男には何事にも挑戦してほしいというメッセージを込めて」。穏やかな口調に父の決意をにじませた。

*2020年3月20日付の福井新聞に掲載した記事です

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