新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、対応について話す東村新一市長(中央)=3月19日、福井県福井市役所

 新型コロナウイルスの感染者が福井県福井市内で確認されたことを受け福井市教育委員会は3月19日、登校日の設定や部活動の再開を4月2日以降に延期するよう各小中学校に通知した。

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 市教委は、休校期間が終わり春休みに入る3月25日以降は、登校日や部活動を校長の判断で可能にすると3月11日に通知。18日までに小学19校、中学22校が登校日を設定していた。4月2日以降は状況を踏まえ判断する。

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 東村新一市長は3月19日未明、市役所で報道陣に感染拡大の防止に全力を挙げると強調、市民に向け「これまで通り冷静な行動をお願いする」と呼び掛けた。

 市は19年4月の中核市移行で保健所の運営を県から委譲され、市内の感染症対策を担っている。東村市長は「感染経路の特定が大きな仕事」と述べ、県と連携していくとした。

 市保健所の後藤健次所長は、感染した会社役員男性は不特定多数と接触する機会がなく、出社時や医療機関受診時はマスクを着用していたとして「今のところ感染が広がる可能性は低い」との認識を示した。

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