福井市役所

 合理的な理由がなく時代に合わない「ブラック校則」について、3月18日の福井県福井市議会予算特別委員会で鈴木正樹委員(共産党)が現状をただした。吉川雄二教育長は「理不尽と感じる部分は生徒が議論して先生と話し合い改正していけばいい」と述べた。

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 鈴木委員 学校側が一方的に定めた校則を守らせるのではなく、子どもたちと話し合って合理的な理由のない校則を変えていくのがあるべき姿。

 吉川教育長 校則は生徒会が議論して先生と話して練り上げてきたものだと理解している。理不尽や人権問題と感じる部分があれば、子どもたちと先生が話し合って改正していけばいい。

 鈴木委員 市内の多くの中学校で下着の色は白と決められている。セクハラだ。

 吉川教育長 校則で言う下着は男子はカッターシャツ、女子は夏場に白いセーラー服を着る際に1枚下に挟む肌着を呼ぶ場合が多い。下着が夏場に透けて見えるのを防ぐためや、清潔感があるという理由で白が選ばれたと推測するが、下着の色に口を挟む必要はないと私は思う。

 鈴木委員 靴下の色も白に限定している学校が非常に多い。黒や紺ではだめなのか。

 吉川教育長 私は何色でもいいと思っている。白に限定している学校が多いのは、中学生らしさをどうイメージするかもあると思う。

 鈴木委員 前髪が眉にかかるなという校則はなぜなのか。男子生徒には耳にかかるなと事実上刈り上げを強制している。女子生徒に肩にかかるな、後ろで縛れ、耳より上で縛るな、といった厳密な規定が必要な理由が分からない。

 吉川教育長 かつて丸刈り校則論争があり、当時の生徒たちが長髪を認めてほしいと世論を巻き込み、長髪を勝ち取った。どこまでいいのかという話になったときにせめぎあいがあり今の形に落ち着いたと推測される。変えようと思うことはできるので議論してもらえばいい。
 

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