香川県のインターネット・ゲーム依存症対策条例のポイント

こんにちは!ゆるパブメンバー、アラフォーで心理学過程の大学に在学中のちばです!今回は1つのニュースを受けてこのコラムを書いてみようと思います。そのニュースは題名にもある香川県で可決、成立した『ネット・ゲーム依存症対策条例』。保護者の責務を規定したもので、18歳未満のゲーム時間は1日60分(休日は90分)まで、小中学生以下は午後9時、高校生などは午後10時以降スマートフォンの使用を控えるという2点が示されたそうです。うーん。一見「子供たちをスマホ依存から守るのにはとてもよい条例だよね!」って思いがちなんですけど、何かが引っかかる。果たして“やることを規制”することだけで意味があるのか?と感じるわけです。心理学を学んでいたり、普段東京で“野球を教えない野球レッスン”というものを運営している僕からするとなにか大切なものが欠落しているような気がしてやまない!(笑)

■昔を忘れているけど、過去の笑い話

スマホが登場して一気に広まった空気感として「スマホ依存やばいぞ」っていうもの。東京の電車の中で新聞を読むサラリーマンが消えました。あの頃が懐かしい。(笑)そんな情景を今と比べて、「今のこの状況はよくないね」「あの頃はよかった」ってなるのは人間の心理的要素ですが、どうやら昔は昔で面白いことが起きていたそうです。実は、小説の登場、テレビの登場の時も同じように騒がれたらしく、「小説なんて読んでいると」とか「テレビばかりみていると」と言われたんですが、「テレビばかりみているとバカになる!」と言われた僕世代の人は多いはずです。もちろんテレビゲームもいっしょ。この条例を出すなら、なぜテレビやテレビゲームについても言及しないとちょっと不思議。(笑)

そんな感じで、新しいものに対して不安になって「この新しいものはやばいぞ」「規制しないと大変なことになる」みたいなものって、テレビや小説のように“当たり前”になった瞬間に一気に風化します。きっと10年後くらいに全てがスマホで完結するようになったり、eスポーツがオリンピック競技とかになったら「スマホばかりやって!」なんて言葉が恥ずかしい言葉になるのでしょう。

■規制することよりも大切なこと

じゃあ、じゃんじゃんリバタリアニズム(自由主義)でガンガンと子供たちにゲームやらせりゃいいかというと、半分よくて半分悪いと僕は考えているんです。なぜかというと、子供たちがそれを追究するかやらなくなるか?の分かれ目って“飽きるまでやった時”だったりします。僕は野球を飽きるまでやった人間ですが、飽きるまで野球やって「規制します」って言われたことない(笑)。世の中のプロや天才は、のめり込む先でさらにのめりこんでやったからこそ生まれるもの。だから、やりたいのなら飽きるくらいまでやらせりゃいいじゃんって僕は思う。これが半分。もう半分は、「だからと言って使い方は教えた方がいいよね」って部分です。「包丁で人を刺していいよ」と間違った使い方を子供たちに教えないように、使い方とか、それを使うことでできる効用は大人として教えるべきかなと。規制じゃなくて教示。包丁は人は刺しちゃダメだけど、使い方によっては美味しい料理で人を喜ばせることができるよねって教えるのは最高じゃないですか。

ってことを考えると、規制するよりも「それを使ってどのように未来をつくるか?」を子供たちではなく、それを与える大人が学ぶべきなんじゃね?と感じるのです。これがひっかかってたところ!(笑)

なんでも規制すりゃいいってもんじゃない。規制の中の自由よりも、自由の先の規制の方が子供たちの未来を作っていくのには大切なんだろうって思います。

10年後、20年後もずっとこの条例が大切に扱われて、これは全国的にやらなきゃいけないこと!ってなったら謝ります(笑)

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