収穫がピークを迎えている黒河マナ=3月17日、福井県敦賀市山

 福井県敦賀市山で100年以上にわたり栽培されている伝統の春野菜「黒河(くろこ)マナ」の収穫がピークを迎えている。甘味とほろ苦い味わいが特徴で、収穫は4月中旬ごろまで続く。

 アブラナ科の葉物野菜で、葉と茎はおひたしや煮物などに、花は天ぷらにするとおいしいという。「黒河マナ山村伝承栽培倶楽部(くらぶ)」の会員5人が約40アールの畑で栽培しており、今季は約5トンの収穫を見込む。

 増田貞雄会長(79)の畑では3月17日、高さ約40センチに育った黒河マナが黄色い花を一面に咲かせていた。コキッコキッと音を立てながら摘み取った増田会長は「雪が降らなかったからか、育つのが早い。味は変わらずおいしい」と話した。

 敦賀市内では市農産物直売所「ふるさと夢市場」(砂流)やファーマーズマーケット敦賀(三島町2丁目)などで販売される。

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