留守番時の安全対策

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本小児科学会が子どもだけで留守番をする際の安全対策をまとめた。台所や浴室、玄関など家の中の場所に分けて注意すべき点を解説しており、ホームページで公開している。

 キッチンでは、子どもだけで火を扱うのは危ないとして、食事は調理する必要がない弁当を用意。電子レンジを使わせる場合は、入れ物がアルミホイルや金属のレトルト食品は発煙や発火の可能性があるため、事前に中身を別の容器に移しておくのがよいとした。

 1人で入浴しないよう約束した上で、浴槽の水は抜いておく。ドラム式洗濯機は子どもが入ってしまわないようチャイルドロックをかけるほか、洗剤やワックス類は必ず手の届かないところに収納する。

 たんすやテレビが倒れないよう、リビングや子ども部屋では重い家具を固定することも強調。アイロンやライターなどは使用しないよう片付けることに加え、留守番中の遊び方の約束事を決めておく。ベランダに通じる窓は確実に施錠する。

 「誰かが来ても対応しない」「絶対に扉を開けない」といった来客時のルールも決めておく。予想しないトラブルが起きたときのために、普段から子どもと話し合い、対応策をまとめた紙を張っておくことも重要だと呼び掛けている。

 日本小児科学会は「子どもにとって安全なだけでなく、家族全体にとっても不安や負担の少ない環境づくりができるよう願っている」としている。

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