記者会見する第三者委員会の但木敬一委員長=3月14日、大阪府大阪市

 関西電力と福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)との間の便宜供与を認定した第三者委員会の報告書を受け、地元・高浜町では3月14日、「やはりこれだけの癒着が…」とあきれ、憤る声が入り交じった。

⇒関電・金品受領問題を詳しく

 同町の会社員男性(49)は「森山氏のうわさは聞いていたし、驚きはない。関電への期待も特にない」と冷ややかだ。自営業の40代男性は「金品を受け取っていた人はもっといるはず」と調査に疑問を呈し、原発工事に関わる70代男性は「関電には一から出直してほしい」と語気を強めた。

 高浜町議会の上尾德郎議長(69)は「やっぱりここまで癒着があったか」と淡々と受け止め、関電に「今後は町民一人一人の思いに耳を傾けてほしい」と求めた。一方で同町の男性(58)は「原発関連の仕事に就いている人は多く、関電との付き合いは続けていかざるを得ない。町も(町幹部だった人が裏で関電などと深い関係にならないよう)対策を」と注文を付けた。

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