鯖江市役所=福井県鯖江市

 4月下旬に福井県鯖江市内で予定されている体操の中国代表選手団の東京五輪事前合宿について、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、鯖江市が中国体操協会に中止を要請したことが3月13日、分かった。今のところ返答はないという。

 鯖江市教委によると、日本国内では新型コロナの感染拡大を受け、さまざまなスポーツやイベントを自粛したり、学校が休校したりしている現状を中国側に説明した上で、合宿中止を要請したという。

 13日の市議会本会議で、教育民生委員会の佐々木一弥委員長が、新型コロナが世界的に流行していることから、市に対し「今回の招致は中止すべきだと強く求めた」と報告した。市はこうした市議会の意見も踏まえ、県体操協会などと協議し、中止要請を決めたとしている。

 合宿は5月に東京で行われるアジア選手権の直前合宿を兼ね、4月25~29日に予定。期間中、交流事業なども計画している。中国代表は現在、カタール・ドーハに練習拠点を移しているという。

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