明智神社奉賛会が頒布する御朱印(右)と護摩木=3月12日、福井県福井市東大味町

 戦国武将の明智光秀を祭る明智神社(福井県福井市東大味町)の奉賛会が3月15日から、御朱印と護摩木を頒布する。今月下旬には集落にトイレが整備され、集落内を解説する看板も立つ予定。NHK大河ドラマ効果で今後も増加が見込まれる観光客の受け入れ準備が、着々と整ってきている。

⇒【連載】あけっつぁまとの絆 東大味の光秀伝説

 神社は高さ13センチほどの光秀の座像を祭る。山あいの小さな集落で約400年間、「あけっつぁま(明智様)」への敬愛をひっそりと受け継いできたが、光秀が大河ドラマの主人公になったことなどから、にわかに脚光を浴びている。

 光秀の命日の6月13日に行っている祭礼は昨年、過去最大の100人規模を記録した。昨年末に設置されたセンサーカウンターによると、設置後の2カ月半で約3500人が訪れている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で団体客受け入れの見通しこそ立たないが、今も足を運ぶ個人の参拝客はいるという。

 「これだけお客さんが増えると、充実したおもてなしで応えたい。来てくれた記念となる品を」と奉賛会では初めて御朱印を作成。はがき大の奉書紙に桔梗紋(光秀の家紋)と神社名、「東大味」「あけっつぁま」と記し、朱印を押した。

 合わせて護摩木も頒布する。今年の祭礼はドラマ放送中の上、5月下旬から始まる「越前編」に集落が描かれる期待もある。参拝者に思い出を残してもらおうと、神社の法要に加えて西蓮寺(同区)で護摩供養を行い、護摩木を奉納する。

 ただし、新型コロナウイルスの影響により「祭礼が延期になる可能性も考慮して護摩木を求めてほしい」と、奉賛会では呼び掛けている。

 御朱印と護摩木はともに初穂料300円。神社の北西約600メートルの山本食料品店で手に入る。受け付けは午前8時~午後5時。初穂料は神社の維持管理や改築、運営に充てられる。

関連記事