建設が進む北陸新幹線敦賀駅。奥は敦賀市街=3月3日、福井県敦賀市(福井新聞社ヘリから撮影)

 北陸新幹線は長野-金沢間の開業から3月14日で5年を迎えた。そして3年後の2023年春には、いよいよ金沢―敦賀間が開業する。その際の終着地点となる福井県敦賀市。嶺南最大の都市の山側に上空から目をやると、新幹線の高架橋が連なって立ち上がってきた。地上から約35メートルと県内4駅舎で最も高い場所に建設される敦賀駅舎の土台部分も姿を現し、延伸間近を感じさせる。

 北陸新幹線は東京―大阪間(東京―高崎間は上越新幹線と共用)の約700キロを結ぶ。1973年に整備計画が決定され、まず高崎―長野間が長野新幹線として1997年に開通。その後2015年3月14日に金沢まで延伸した。

 福井県内では福井駅部の800メートルについて2005年に国の認可を受けて着工。2009年に完成したものの、金沢―敦賀間を整備する「線」の認可は2012年にまで遅れた。当初は金沢などとの同時期開業を目指したが富山、石川と比べ、福井は取り残された格好だった。

 悲願のレール延伸まで「ついにあと3年」。県幹部の1人は感慨深げだ。そして敦賀のほか福井、芦原温泉、南越(仮称)各駅の周辺の開発も活発化する中で、言葉に力を込める。「まちづくりや交流人口・移住の拡大に向け、これからが本番だ」

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