大阪市の関西電力本店=3月14日午前

 関西電力役員らの金品受領問題を調べた第三者委員会(委員長・但木敬一元検事総長)は3月14日、関電に報告書を提出した。報告書は福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)からの金品受領者が70人を超え、総額は計約3億5千万円相当に上ると指摘。全体として便宜供与に近い構造があったとし、長年の癒着を批判する見通しだ。

 第三者委の関係者は14日朝、取材に「調査を完璧にやろうと思ったら何年もかかる。(時間に)限度がある中では十分なものができた」と話した。

 第三者委は問題が報道で発覚した後の2019年10月に発足。関電幹部や一般社員、OBなどへの聞き取り調査を幅広く実施した。

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 関電が18年に実施した社内調査では、役員ら20人が森山氏から現金や金貨、商品券など計約3億2千万円相当を受け取ったとしていた。

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