支援を呼びかけるタカマノブオさん=福井県坂井市丸岡町上安田のクラフトミュージアムカフェ「茶蔵庵房」

 立体間取りアーティストとして活動する福井県坂井市のタカマノブオさん(57)は、東日本大震災の復興支援を目的に、宮城県仙台市で間取り模型展の開催を計画している。震災から10年となる2021年3月の開催に向け、福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で20年4月30日まで資金を募集している。

 タカマさんは、アニメや映画に登場する建物を、ワンシーン、ワンカットから間取りを想像、推理してミニチュア模型で内部まで精巧に再現する作家。

 これまで全国各地の作品展に出品し、ミニチュア模型が世代や性別を超えて見る人を笑顔にすることを実感してきた。被災地にも足を運び、現地の人と触れ合う中で、被災者が笑顔になれるような展示をしたいと企画した。

 展示会は21年3月下旬の6日間を予定。目標額は100万円で、会場設営や作品運送費、スタッフの人件費、告知費用などに充てる。備品などの購入費用や会場使用料などは含まれておらず、自己資金を充てながら開催する。

 誰もが見覚えのある建物のミニチュア模型のほか、岩手県盛岡市の建築士で、映画や漫画の間取り研究の第一人者として知られる影山明仁さんとのコラボ作品も展示する。

 3千円から20万円まで11コースあり、リターンはポストカード(5千円)、ドールハウスと作品集(5万円)などを用意した。

【支援はこちら】ミニチュア模型展示会を通して、東北に笑顔と感動を届けたい。

 タカマさんは「福井地震や水害を経験した福井に住む一人として東日本大震災は人ごとではない。まず東北の人に元気になってもらうことで、その笑顔が他の被災地にも広がっていくことを望んでいる」と語る。

関連記事