石川県輪島市で震度5強を記録した地震で、壊れたガソリンスタンドの看板=3月13日午前

 3月13日午前2時18分ごろ、石川県輪島市で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は同県能登地方で、震源の深さは約12キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・5と推定される。同県穴水町で震度5弱、中部を中心に東北から中国の広範囲で震度1~4の揺れを観測した。津波はなかった。

⇒気象庁「1週間は最大震度5の地震に注意」

 富山市によると、棚から落ちてきた物が当たり、市内の60代男性が頭に軽傷を負った。石川県警などによると、県内で人的被害は確認されていない。北陸電力によると、運転停止中の志賀原発(同県志賀町)に異常はなかった。

 石川県によると、避難所は輪島市で3カ所、穴水町で4カ所に開設。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、いずれもマスクや消毒液を準備した。輪島市の担当者は、避難所で住民同士の間隔を確保すると収容人数が減ると指摘し「今回は被害が大きくなかったが、濃厚接触にならないよう運営するのは難しい」と話した。

 谷本正憲知事は「密閉、密集、距離の近さという3条件が重ならないよう配慮しなければならない」と記者団に述べた。
 

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