選抜高校野球大会が中止となった。4月上旬から福井県内で行われる高校野球の各大会について、各主催団体は現時点で開催する方向で準備を進めているが、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら判断していく姿勢だ。

 福井県高野連は3月11日、役員会を開き、4月17日に開幕予定の春季県大会について協議。同10日の組み合わせ抽選会を代理抽選で行うことも検討していくことを決めた。

 田邊浩之理事長は、選抜大会中止について「こういう状況なので致し方ない」と理解を示した上で、県大会の開催可否については「さまざまな状況を想定して対応していく」とした。

 福井市長旗争奪春季大会(4月3~5日)は、今月12日の組み合わせ抽選会を代理抽選に変更。同市野球連盟の水上義昭理事長は「開催に向け準備はするが、中止の可能性もあり得る」と話す。

 4月4、5日に予定している坂井・奥越地区大会の事務局長を務める金津高監督は「今後の行政の動きを見ていく」とする。ただ、会場の三国運動公園野球場は坂井市が7日まで高校生以下の使用を禁じているため、会場変更を余儀なくされる。

 美浜・若狭両町長杯争奪大会事務局の若狭町教委は選抜大会中止を受け、12日にも対応を協議する予定。越前市長杯争奪大会事務局は「さまざまな選手を試せる機会なので開いてあげたい思いはある。関係先と情報を交換して方針を決める」と話した。

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