福井県庁=福井市大手3丁目

 新型コロナウイルスによる臨時休校の影響に関し、福井県の豊北欽一教育長は3月11日、県内でキャンセルできなかった給食の食材のうち、牛乳パック(200ミリリットル)約2万5千個を廃棄したことを県議会予算決算特別委員会で説明した。西本恵一委員(公明党)への答弁。

 ほとんどの公立小中学校、特別支援学校は牛乳やコメ、パン、地場産物などの食材を県教委内に事務局を置く「県学校給食会」を通して仕入れている。県教委によると、牛乳パックは通常時なら県外2社から1日当たり約7万1千個を仕入れている。キャンセルできなかったのは全国一斉休校が始まった3月2日分で、廃棄以外の約4万6千個は石川県金沢市内の学校に回すなどして対応した。

 2日以降に使用する予定だった福井県大野市特産の九頭竜まいたけ(34キロ)と県産納豆約1100個は、学校や給食センター、県市町の職員らが買い取った。保存が利くコメや冷凍食品、乾物などは4月以降の給食再開後に使用する。

 豊北教育長は「給食休止が長引くことで今後の影響が懸念される。市町と連絡を取りながら対応していきたい」と述べた。

 また、理事者は県内で患者が発生した場合、県健康福祉センターでの電話相談体制を強化するため、専用ダイヤルの準備を進めていることを報告した。田中敏幸委員(県会自民党)への答弁。

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