坂井市陸協副会長の古谷輝美さん=福井県坂井市

 丸岡中学1年のとき、校内マラソン大会で優勝を逃した悔しさが、陸上の世界に足を踏み入れるきっかけとなった。福井県坂井市陸協副会長の古谷輝美さん(66)は、中距離選手として福井高校に進み、国体やインターハイに出場した。

 丸岡陸上スポーツ少年団では1987年から13年間、子どもたちを指導した。小中学生の大会会場で走り方が気になる選手が目に入ると、声を掛けてアドバイスする。「フォームが大事なんです」と身ぶりで取材に答える姿からは、陸上への情熱があふれ出る。

 30年という体育指導委員の経験もあり、聖火ランナーは人生の集大成。当選通知が届いたときは、文字通り跳び上がって喜んだ。「うれしくてうれしくて。子どもみたいにね」と屈託なく笑う。坂井市コースの到着地点となる丸岡運動公園は「青春そのもの」。本番が待ちきれない様子で語った。

*2020年3月11日付の福井新聞に掲載した記事です

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