舞鶴若狭自動車道の4車線化

 国土交通省は3月10日、2車線の対面通行で暫定運用している高速道路のうち、2020年度から新たに4車線化を進める候補として14道県の15区間(計約110キロ)を発表した。福井県内からは、舞鶴若狭自動車道の小浜西インターチェンジ(IC)―大飯高浜IC(11・5キロ)のうち、4車線化が決まっていない残りの約3・6キロ(事業費200億円)を選定した。渋滞や事故を減らし、災害に伴う土砂崩れの際に通行止めを起こりにくくする狙いもある。

 杉本達治知事は10日、「1日も早い事業化区間の工事着手と、未事業化区間を含めた全線の早期事業化に向け、関係者と一体となって強く働き掛けたい」とのコメントを出した。

 事業費は計7080億円で、財政投融資を活用。有識者会議の審議を経て、今月中に正式決定する。

 対象区間は、東京電力福島第1原発事故からの復旧事業で交通量が増えている常磐自動車道の浪江インターチェンジ(IC)―南相馬ICなど。

 秋田自動車道の湯田IC―横手ICなど5区間は、トンネルの大規模修繕により長期の通行止めが想定されている。このため別のトンネルを整備して迂回(うかい)路として機能させ、修繕が終わった後は両方のトンネルを通行できるようにする。

 国交省は4車線化とは別に、新名神高速の一部の6車線化と、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の神奈川県内区間の整備促進にも財政投融資を充てることとしている。

関連記事