消毒液の出荷調整のイメージ

 新型コロナウイルスの感染予防には、小まめな手洗いや手指のアルコール消毒が効果的だ。消毒液やハンドソープを買い求める人が急増して品切れが相次いでいる状況を緩和しようと、メーカー側は増産に加え、地域や店舗間の在庫格差を抑えるための出荷調整に取り組んでいる。

 メーカーは通常、注文を受けると商品を速やかに出荷する。ただ、特定の店舗に在庫が集中してしまうと、店頭に並んだ際に買い占めなどに遭うリスクが高まる。一定量をまとめて出荷し、多くの店舗にまんべんなく商品を行き渡らせることで、品切れの不便を減らす効果が期待できる。

 ポンプ式のアルコール消毒液「ビオレu 手指の消毒液」や業務用消毒剤「ハンドスキッシュ」を手掛ける花王は、傘下の販売会社を通じて必要な出荷調整を進めている。担当者は「出し惜しみでは決してない。生産能力はできる限り引き上げている」と述べ、消費者に理解を求めた。(この記事は3月6日に書かれた記事です)
 

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