新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 滋賀県は3月5日、大津市に住む60代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は初めて。男性は市内の病院に入院しており、快方に向かっている。海外渡航歴はなく、妻と次男の3人暮らしで、県は感染経路を調べている。これで近畿地方の2府4県の全てで感染が確認された。

 県によると、男性は大阪市で勤務する団体職員。2月25日に38・4度の発熱で医療機関を受診、経過観察となった。27日は平熱だったためJRを使って職場へ2時間ほど出勤した。同日夕~3月3日に発熱があり同じ医療機関を受診、肺炎とは診断されず点滴投与を受けて帰宅した。4日に再度受診して別の医療機関を紹介され、エックス線検査で肺炎の疑いがあると診断され、5日にPCR検査で感染が判明した。

 三日月大造知事は「感染拡大防止のための対応をしっかりしていく。県民には長時間の人混みを避けてもらうよう呼び掛ける」と話した。 

 県は5日午前の記者会見で、男性が妻と長男の3人家族としていたが、妻と次男の3人暮らしだったと説明を訂正した。
 

関連記事