ヘビー級B級プロテストに合格した但馬ミツロ=東京都の金子ジム(緑ジム提供)

 2018年福井国体のボクシング成年男子で、福井県勢として頂点に立った但馬ミツロ(緑ジム)が2月22日までに、東京都内で行われたヘビー級B級プロテストに合格した。国体と全日本選手権で多くの優勝を誇り「日本人の層が薄い重量級のホープ」(同ジム関係者)として注目される。デビュー戦は6~7月の予定。

 愛知県出身でブラジル国籍の25歳。2017年4月に福井県体協(現スポーツ協会)所属となり、福井国体ライトヘビー級で優勝後、所属を移した。緑ジムによると、父が日本人で母がブラジル人。東京五輪への挑戦も考えたが、日本国籍取得が間に合わなかったためプロ転向を決意した。

 テストは金子ジムであり、突出した成績を残しているためC級を飛ばし、6ラウンドの試合に出られるB級を受験。筆記に続いてA級ボクサーとのスパーリングを行った。見守った同ジムの金子健太郎会長は「パワー、スピードとも、ものが違うと感じた」と期待を寄せた。

 身長180センチ、体重120キロ。ベストの階級はヘビー級より1階級下のクルーザー級だが、国内にプロ選手がいないためヘビー級で日本一の座をつかみ、その後に階級を落として世界のベルトを目指すという。

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