梅肉や梅エキスを使った梅らーめん

 福井県若狭町内のラーメン店が開発した、福井梅の果肉やエキスを取り入れた新商品「梅らーめん」がこのほど、全国のウメを使った新商品審査会で最高賞を受賞した。梅を練り込んだ赤色の中太麺と酸味の効いたスープが地元でも人気を呼んでおり、開発者の中西佑介さん(34)=同町=は「受賞を弾みに、福井梅と若狭町をもっとPRしていきたい」と話している。

 種が小さく実が肉厚な品種「紅映(べにさし)」の果肉やエキスを使用して、もちもちとした食感の麺と塩味のスープを仕上げた。「ほどよい梅の酸味で脂っこくなく、あっさりとした味わいに仕上がった」(中西さん)という自信作。

 「幼い頃から身近にある梅を使って、地域の活性化に貢献したいと考えていた」という中西さんは、昨年7月に商品開発を始め、約4カ月間試行錯誤。梅の風味や麺の固さ、塩味とのバランスなどを調整し続け、昨年11月から自身のラーメン店「麺屋銀河」(同町南前川)で提供を始めた。

 最高賞である特別金賞を受賞したコンペは、全国の13の梅産地でつくる「全国梅サミット協議会」が主催。2月7~8日に静岡県で開かれ、12品の応募の中で最高賞を獲得した。

 28日には同町リブラ若狭で、森下裕町長が中西さんに特別金賞認定証を伝達。森下町長は「梅の風味とほどよい塩加減で食べやすく、(自治体の首長で行った)審査で好評だった。町の新たな名物となるよう町と連携して取り組んでいこう」と呼び掛けた。

 中西さんは「地元の人が福井梅のおいしさを再確認する機会にもなっているようでうれしい。受賞を弾みに、今後さらにPRしていきたい」と意気込みを示した。

 梅らーめんは税込み千円。麺とスープの販売も行っている。問い合わせは麺屋銀河=電話0770(45)2511。

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