今後の福井県の対応などについて情報共有した県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の初会合=2月28日、福井県庁

 福井県は2月28日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議の初会合を県庁で開いた。高齢者や子どもらを対象にした県主催のイベント・行事は原則、延期・中止することとし、多くの子どもが利用する福井県立恐竜博物館(勝山市)、福井県立こども歴史文化館(福井市)など15の県有施設を3月15日まで休館することを決めた。

 警戒本部を対策本部に格上げした会議には、杉本達治知事や各部局長ら約40人が出席。県主催のイベント・行事の開催基準が示された。高齢者や妊婦、子どもらを対象にしたイベントなどは原則、延期か中止する。おおむね200人以上の不特定多数の参加者が集まるイベントは、延期・中止や規模縮小の必要性を各部局で検討するとした。2月28日から3月12日まで適用する。

 入試や卒業式など実施日の変更が困難なものは、参加者を極力限定。開催時の対策として▽咳エチケットの徹底や手洗いの推奨▽アルコール消毒液の設置―などを求めた。

 一方、子どもの利用が多く見込まれる県立恐竜博物館や福井県児童科学館(坂井市)など15の県有施設について、2月29日から3月15日まで休館する。

 福井県立図書館(福井市)などは休館措置は取らないが、アルコール消毒液の配置などで予防対策を徹底するほか、高校生以下の利用自粛を呼び掛けることにした。

 杉本知事は会議後、「今後、感染が拡大して大人を含めどうするのかという議論があった場合には、さらに対策を考えていく」と強調。県有施設の休館で県内観光への影響が予想される点には「悩みどころではあるが、今はそういうときではない」と述べた。

 休館するほかの県有施設は次の通り。

こども家族館(おおい町)
奥越高原青少年自然の家(大野市)
芦原青年の家(あわら市)
鯖江青年の家(鯖江市)
三方青年の家(若狭町)
ふくい健康の森・けんこうスポーツセンター(福井市)
ふくい健康の森・生きがい交流センター(福井市)
福井少年運動公園(福井市)
園芸LABOの丘・体験施設、展示ハウス(美浜町)
畜産試験場・なかよしとんがり牧場(坂井市)
内水面総合センター・屋内施設(福井市)
総合グリーンセンター・屋内施設(坂井市)

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