新型コロナウイルス対策「臨時休校」に関するアンケート調査結果

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大対策として、文部科学省が2月28日、各都道府県教育委員会などに一斉休校を正式に要請する通知を出したことを受け、福井新聞社は同日午後、福井新聞パスポート会員にメールでアンケートを呼び掛けた。「臨時休校」に「賛成」の回答は46・4%で「反対」の25・9%を大きく上回った。

 アンケートは「賛成」「反対」に「どちらでもない」を加えた3択で実施し、合わせて理由も尋ねた。福井県内外から3時間で675件の回答があり、女性の割合は54・1%、男性44・9%、回答無し1%だった。

 賛成の回答の割合が最も高かった年代は70代以上で60・4%、次いで60代56・6%、50代49・7%だった。「騒ぎ過ぎと言われるかもしれないが怖がったほうがいい」(福井市・70代以上男性)、「やむをえない」(福井市・60代男性)、「抑制策にはなると思う。ただし子供だけで留守番させることになり不安」(福井市・40代男性)と、消極的な賛同が多かった。男女別では男性の賛成が56・4%に対し、女性は38・1%と、男性が約18ポイント上回った。

 反対の回答の割合が多かった年代は10代と20代。「卒業式に在校生がいないのは悲しい。最後くらいみんなに会いたかった」(坂井市・10代女性)、「保育園や会社も休みにしない限り意味がない」(南越前町・20代女性)などの意見があった。

 ほかにも「福井県では、まだ感染者が出ていないのに行き過ぎではないか」(福井市・40代男性)。「受け皿がはっきりしないまま、休校措置をとって混乱が起きるだけ」(越前市・50代女性)という意見も寄せられた。

 「どちらでもない」と回答したのは全体の27・7%。理由には「子供だけ休ませても大人が感染を広げる可能性がある」(鯖江市・40代女性)、「対応が大変。もう少し余裕を持って実施することもできたのでは」(鯖江市・20代女性)、「平日遊ぶ所がない。友達の家に行くのも、自宅に来られるのも困る。子供がイライラしてストレスがたまる。親も同じ」(坂井市・30代女性)などの嘆きがあった。

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