新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 石川県は2月27日、出張で県内を訪れた50代の男性会社員が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。重症で入院した。県によると、既に県内で感染が確認された60代男性の同僚で、今月10~15日にはパリ出張で行動を共にしていた。繊維メーカーの小松マテーレ(石川県能美市)は、同社社員だと明らかにした。

 県などによると、50代男性は同社の東京営業所に勤務しており、滋賀県に自宅がある。パリではほかに12人が同行しており、石川県などが遺伝子検査をする。利用した航空便など行動歴も調べている。

 50代男性はパリ出張後、東京営業所に戻り、16日に38度台の発熱があった。17日に都内の医療機関を受診。以後は都内で勤務していたとみられ、22日には滋賀県の医療機関を受診した。本社出張のため24日に石川県入りし、27日に県保健環境センターの遺伝子検査で陽性と判明した。

 石川県内では同社の2人のほか、これまでに男子中学生ら3人の感染が確認されている。

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