新型コロナウイルス感染が疑われる家族がいる場合の予防対策

 東北医科薬科大学は2月26日、新型コロナウイルスの感染予防として、家庭でできる具体策をまとめたハンドブックを公表した。手洗いやマスク着用などの基本的な対策に加え、家族がよく触れる場所の消毒や換気が重要と指摘している。

 ハンドブックによると、家族に発熱やせきなどの感染が疑われる症状が出た場合、換気ができる部屋で分かれて過ごしてもらい、1~2時間に1度は5~10分、窓を開けるのがよい。

 家族がよく触れるテレビなどのリモコンやドアノブ、照明スイッチ、流水レバーなどにウイルスがついて感染が広がる恐れもあるため、アルコールや漂白剤で消毒することも効果があるとした。

 食事の際には、大皿に盛らないようにするほか、食器の共用を避け、使用後の食器は消毒液に5分以上浸すよう呼び掛けた。 

 国内では感染者から家族にうつる例が多数報告されているため、感染が疑われる人を看病する際のポイントも紹介。

 看病する人は1人に限定してマスクと手袋をつけ、1日2回の体温測定をして感染症状が出てこないか気をつけるよう求めた。

 下痢や嘔吐(おうと)などの体液で汚れた衣類や布団は、80度以上の熱湯を入れたバケツに10分以上浸してから洗濯するほか、手洗い後に使用するタオルを共有しないよう呼び掛けている。

 ハンドブックは賀来満夫特任教授(感染症学)が監修。同大学ホームページからダウンロードできる。
 

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