新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 石川県は2月24日、いずれも県内に住む50代女性と60代男性の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。60代男性は会社員で、重症で入院中だが、会話はできる状態という。50代女性は、21日に感染確認された同県職員の50代男性と濃厚接触した医療従事者。県内の感染確認は計4人となった。

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 県によると、60代男性は16日に38度台の発熱やのどの痛みがあり、17~23日、県内の4医療機関を受診。23日に肺炎と診断されて入院、24日に遺伝子検査で陽性と判明した。男性は2月上旬、中国から来た人と県内で接触し、10~15日にフランスに出張した際も、中国から来た人と接触する機会があったという。

 50代女性も24日の検査で陽性が判明した。発症していないが入院の予定。県職員の50代男性と濃厚接触した医療従事者は13人いるが、女性以外の12人は陰性だったという。

 記者会見した谷本正憲県知事は「感染経路が追えない市中感染にステージが移りつつある。水際対策や感染経路の特定よりも、重症者の治療に重点を置く時期に差し掛かっている」との認識を示した。

 ※谷本知事のコメントなどを追記(25日午前9時20分更新)

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