金沢市立野田中に通う男子生徒の新型コロナウイルス感染が判明し、説明会に向かう保護者ら=2月24日午後、石川県金沢市

 男子生徒の新型コロナウイルス感染が判明した石川県金沢市立野田中と同市保健所は2月24日、保護者を対象とした説明会を市内で開いた。野田中は3月5日まで臨時休校となるため、部活動の中止や期末テストの延期といった対応を報告。保護者からは生徒に対する差別や学校内での感染を懸念する声が相次いだという。

 ⇒石川県で新たに2人感染、50代女性と60代男性

 男子生徒は2月21日に感染が確認された石川県職員の50代男性の家族で、同日まで登校し、22日に陽性が判明。発熱などの症状はないが医療機関に入院した。校舎は23日に業者が消毒した。

 会場となった市の体育館に集まった保護者の多くはマスク姿。息子が3年生という40代女性は「高校受験の直前でかわいそう。追い込みの時期なのに先生に教えてもらうこともできない」、別の40代女性は「3年の娘が他校の生徒から嫌がらせを受けないか心配」と話した。

 終了後、取材に応じた校長は「塾から出席を控えてほしいと言われたという保護者もいた。風評被害がないようにしたい」と述べた。

 説明会は非公開で、保護者ら約240人が参加した。

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