新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 熊本県は2月23日、自宅のある北海道から県内に移動し、新型コロナウイルスへの感染が確認された60代男性について、10日午後1時52分に福岡空港国内線ターミナルを出発した九州産交バス「ひのくに号」を利用していたと公表した。

 県によると、男性は今月2~10日まで自宅のある北海道にいた。10日に介護のため約4年前から滞在している実家の熊本に戻る際、熊本県庁前まで乗車した。バスは運転手1人の他、終点のバスターミナルまでの間に男性を含む客16人が乗ったという。

 男性は15日に風邪などの症状が出て、22日に感染が確認された。現在の健康状態は安定しているという。

 県は福岡空港まで利用した航空機の便名も公表を検討したが、発症前の搭乗で感染のリスクが低く、事業者の了解も得られなかったとして、見送った。

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