新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 厚生労働省は2月23日、新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から医療機関に搬送されていた日本人の80代男性が、肺炎で死亡したと明らかにした。同船の死者は3人となった。厚労省によると男性には持病があった。新型コロナウイルスへの感染の有無や、乗客乗員のどちらかは「遺族の了解を得られていない」として公表しなかった。

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 一方、国内では北海道と千葉、愛知両県で新たに計12人の感染が確認された。クルーズ船の乗員55人と乗客2人の感染も判明。国内の感染確認はチャーター機の帰国者を含め計838人となった。

 北海道では札幌市の70代男性と、道内の20~80代男女8人の計9人の感染が判明した。このうち20代の学生の女性が重体という。

 千葉県は、県内の40代男性会社員の感染を確認した。男性は関節痛や筋肉痛を発症した後、新幹線などで広島県や岐阜県に出張していた。

 愛知県では、名古屋市内に住む70代の男女2人の感染が分かった。いずれも15日に感染が確認された市内の60代女性の立ち寄り先で接触した可能性がある。

 新型コロナウイルスを巡っては、クルーズ船の乗客の80代の日本人男女2人と、神奈川県の80代女性の死亡も判明している。いずれもウイルス感染が確認された。

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