東京大学、東京工業大学、一橋大学の2次試験志願状況分析2020

 2020年大学入試について大手予備校河合塾の調べによると、東京大学の2次試験の志願者は9259人、前年比98%でやや減少となった。志願者数は過去10年で最も少なかった。

 科類別では、文科一類の志願者は1409人で、前年まで3年連続で増加していた志願者数を維持する形となった。

⇒京大やや減、阪大法の志願者は近隣大学に流出か

 文科二類の志願者は1111人、文科三類は1433人で減少。文科二類は前年入試で合格者の平均点、最低点とも文科一類を上回ったことから、警戒されたとみている。

⇒難関国立10大学前期志願者、敬遠の動きなし

 理科一類の志願者は2925人で前年並み、理科三類は413人でわずかながら志願者は増加した。

⇒前期試験2020志願者、過去20年で最少

 東京工業大学の前期日程の志願者数は3790人で前年比90%。難関10大学で最も減少率が大きかった。理学院で前年並みの志願者数684人となったほかは、いずれの学院も減少した。

 工学院の志願者は1278人で前年比84%、環境・社会理工学院は361人で前年比82%となり減少率が目立った。

 志願倍率を見ると、2020年も情報理工学院が募集86人に対し、786人が志願し、倍率9・1倍と群を抜いて高い一番人気となった。

⇒名大志願者10年で最少、神戸大は反動で減る

 一橋大学の前期日程の志願者数は2490人で、社会科学系の不人気もあって前年比93%と2年連続で減少。過去20年でも最少となった。

 学部別にみると、経済学部の志願者は538人で前年比78%。倍率は0・7ポイント下がって2・8倍となった。商学部は志願者752人で前年比90%。社会学部は717人で前年比103%と増加。前年入試の反動と河合塾では見ている。

⇒国立大学全82大学の倍率一覧2020

■東京大学、東京工業大学、一橋大学の志願状況(前期日程)の表            

大学 2019年前期志願者 2020年前期志願者 前年差 前年比
東京大学 9,483 9,259 -224 98%
東京工業大学 4,222 3,790 -432 90%
一橋大学 2,687 2,490 -197 93%

※河合塾資料より

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