新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 石川県は2月22日、県内に住む10代の男子中学生が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。21日に感染が確認された県職員の50代男性の家族で、発熱などの症状はないが医療機関に入院した。男子中学生が通う金沢市立野田中は3月5日まで臨時休校になる。現時点で他の生徒や教職員に症状はみられないという。学校や市保健所が24日にも保護者に説明する。

 また、県は男性が県産業創出支援機構に出向しており、勤務する金沢市内の施設を消毒したと明らかにした。勤務先に濃厚接触者はいないという。男性は東京都内で開かれたセミナーに参加するため、12~14日に都内に出張。往復とも小松―羽田便を使用していた。県は便名を明らかにしていない。15日は休日で、16日の発熱以降は出勤していない。

■熊本県は飛行機便名など公表方針

 熊本県は22日、自宅のある北海道から同県に滞在し、新型コロナウイルス感染が確認された60代男性について、利用した飛行機やバスの便名や時間などを調査し、事業者の了解が得られれば公表すると明らかにした。2~10日に北海道に出掛け、札幌市で「さっぽろ雪まつり」を観光するなどした際に感染した可能性もあるという。

 県によると、男性の実家は県内にあり、介護のため約4年前から滞在。今月2~10日に北海道を訪れ、再び熊本に帰った。その際、飛行機で福岡空港に到着し、高速バスで熊本に向かったという。15日に風邪などの症状が現れ、22日に感染が確認された。

 熊本県では他に熊本市の20代の女性看護師と、同居する父親の50代会社員の感染が判明している。
 

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