新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 東京都は2月22日、都内の介護老人保健施設に勤める60代の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は通所者を送迎するドライバーで、濃厚接触者を調査している。保健所は施設に消毒を命令した。施設名は非公表。男性は呼吸困難の状態で重症。

 介護老人保健施設は、リハビリや医療的ケアが必要な要介護状態の高齢者が一時的に滞在したり通ったりする。

 都によると、男性は12日に熱やせきが出て医療機関を受診。13日は出勤し、14日は自宅で過ごした。15日から家族とインドネシアに旅行し、帰国した19日、肺炎と分かって入院した。男性は保健所の聞き取りに、「常にマスクをしていた」と答えたという。

 発症前に中国湖北省や浙江省への渡航歴はなく、これまでに判明した感染者との接触歴もない。
 

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