新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 愛知県の名古屋市は2月22日、市内に住むいずれも日本国籍の40代女性と60代女性、60代男性2人の、計4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。名古屋高速道路公社は、60代男性の1人が料金収受業務を委託している会社の事務員と明らかにした。公社は濃厚接触したとみられる収受員ら52人を自宅待機とし、料金所5カ所を閉鎖、乗り入れができなくなった。23日に追加で1カ所閉鎖する。閉鎖は3月上旬まで続く見通し。

 公社によると、事務員は料金所での収受業務は行っておらず、収受員の送迎などを担当。52人のうち収受員38人が送迎の車内で、残る14人が事務所で事務員と濃厚接触した可能性があるが、これまでに体調不良は確認されていないという。

 閉鎖の6カ所は38人が勤務していた場所ではなく、1日当たりの交通量から影響が少ない料金所を選んだとしている。

 40代女性と60代女性は15日に感染が確認された市内の60代女性と、事務員ら60代男性2人は19日に感染が確認された50代女性とそれぞれ接触した可能性があるとして、市が健康観察の対象にしていた。

 愛知県内での感染確認は15人となった。

 市によると、4人は入院予定だが容体は安定している。それぞれ19~20日に発熱などの症状が出て、21日に市内の医療機関を受診。22日に市衛生研究所の遺伝子検査で陽性が判明した。

 15日に感染確認の60代女性や19日に感染確認の50代女性との面識はなく、同じ時間帯に同じ施設を利用して感染したとみられる。

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