大勢の見物客でにぎわった勝山左義長まつり。マスク姿の人も目立った=2月22日、福井県勝山市本町2丁目

 奥越に春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」が2月22日、福井県の勝山市街地で幕を開けた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、会場に消毒液を置くなどの対策が取られる中、各区のやぐら12基で長じゅばん姿の男女が独特のおどけたしぐさで打つ「浮き太鼓」を披露した。

 雨の中、午後1時に沢区のやぐらで一番太鼓が打ち鳴らされると、他の区でも一斉に左義長ばやしが始まった。三味線や笛などの演奏に合わせ、打ち手がおどけたり、踊ったりしながら陽気に太鼓をたたき、夜まで熱気に包まれた。

 江戸時代から300年以上続き、県無形民俗文化財に指定されている。各区はカラフルな短冊で彩られ、名物の作り物、絵あんどんも飾られている。最終日の23日は子どもばやしコンクールがあり、午後8時からのどんど焼きでフィナーレを迎える。

関連記事