新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月に修学旅行を予定していた福井県の高志中、福井大附属義務教育学校、小浜中、高浜中の4校は2月21日、延期を決めた。4月以降に計画している他の小中学校、高校も実施するかどうか検討している。

 高志中学校は2年生約90人が3月4~6日、東京大学や東京ディズニーランドを訪れたり、県外で活躍する福井出身者を招いて学びの成果をプレゼンテーションしたりする予定だった。

 山川満寛校長は、首都圏の感染者が増えつつある点や、イベント開催の必要性を改めて検討するよう呼び掛けた厚生労働省の通知を受け「実行して得られるメリットとリスクを考えた」と説明。21日に生徒や保護者に延期を伝えた。延期時期は未定としている。

 福井大附属義務教育学校は中学2年に当たる8年生103人が3月16~18日、東京や横浜、千葉に行く計画だった。5月中旬の延期を予定しているが、感染の状況によっては秋にずれ込む可能性もあるという。

 小浜中学校は3月4~6日、高浜中学校は同10~12日に計画していた。

 県教育委員会などによると、2月21日から3月末までの間に、このほか県内の3中学が修学旅行を計画している。

 また、坂井市は5中学の2年生27人を3月11日から英ウェールズに派遣する国際交流事業について、実施するかどうか検討している。

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