21日、ウィーンのIAEA本部で取材に応じるグロッシ事務局長(共同)

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は21日、東京電力福島第1原発で増え続ける処理水の処分について「日本だけではなくIAEAにとっても重要だ」として、安倍晋三首相らとの意見交換を通じ協力を進めたいと述べた。また、処分を巡る国際的影響への懸念の調整にも意欲を示した。

 24日からの訪日を前にウィーンのIAEA本部で日本メディアの取材に応じた。

 グロッシ氏は、処分方法を決めるのは日本政府だとした上で「協力が必要ならいつでも応じる」と強調。海洋や大気への放出が現実的とした日本政府小委員会の報告書の分析を進めていると説明した。

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